実際に行った人に聞いてみた!今年5回目のGlastonburyに参加した女性にインタビュー!!(前編)

泣く子も黙る世界随一の野外ロックフェス、Glastonbury!!

ayahhi
こんにちは!ayahhiです。実際に行った人に聞いてみた!インタビュー第2弾です☆

今回お話を伺ったは、世界のさまざまな音楽フェスティバルを渡り歩くパワフルな女性、

大竹りかさんです。

twitter: @rikafiorentina
Instagram: @rika_fiorentina(各国のステキなフェスの写真が沢山!!)

海外フェス経験豊富な大竹さんは、すでにフェス仲間も多く、もはや

「現地に行けば知り合いがいる」

レベル。
(すごいですね。。)

しかし「誰かと一緒に行く」のではなく、参加単位はひとりでありながら、

楽しむ仲間とつながっていく大竹さんのスタイル、お手本にしたいものです☆

フェスに参加するにあたって、仲間は、互いに情報をシェアしあったり、現地で乾杯したり

楽しい時間を共有するかけがえのない存在ですよね。

「一人で行動できる力」×「仲間と共感し、世界をひろげる力」という理想を体現して

海外音楽フェスを楽しむ大竹さんのお話、とっても興味深いです・・・!

※記事に登場するフェス会場は2019年のGlastonburyです。大竹さんにご提供いただきました※

海外音楽フェスの魅力

Q.1 最初に海外フェスに行こうと思ったきっかけは何ですか?
A.1
(※レディング:イギリスのレディング行われる野外ロック・フェスティバル)に現地在住の友達と
複数名で行ったので行ったことがあり、フジロックの初回(※フジロックは当初現在の
苗場ではなく、富士山の麓で開催。初回は台風が直撃し、2日目が中止となる事態に)も経験したので、
もう恐れることはないかな
と思ったのが最初でしょうか。それと、海外フェスにプライベートで参加する前に、バンドの単独公演を見に海外に行ったことはあったので。
ayahhi
ナルホド!なんという頼もしい始まり方!

なんと、その荒れっぷりから伝説と言われているフジロック初回に居合わせたとは・・まさに洗礼ですね。

そこで「もうたくさん」ではなく、「もう恐れることはないかな」というのは何とも頼もしいですね笑

素敵です。

また、大竹さんがフェスに盛んに行くようになったのは30代になってからだったそう。

実は私もそうですね。連続して行くようになったのは30代からでした。

フェスはもちろんある程度体力は必要ですが、行き始めるのに歳は関係ないと話す大竹さん。心強いですね。

そうそう、気に入ったアーティストのステージを海外で見てみよう!という体験はおすすめです。

大型野外フェスのように、体力や準備に覚悟がいるものの前に、海外のお客さんの様子をみにいくのも

とても新鮮な体験になるはず!お客さんの反応って国によってこうも違うの?!ってビックリしますよ。

Q2. 実際に行ってみて良かったと思ったことは何ですか?
A2.
他の文化圏の人たちの音楽やフェスの楽しみ方、距離の取り方を知れたこと。日本では見られない
ラインナップを楽しめること。いわゆる「旅」と組み合わせて観光なども楽しめること。
やっぱり、異文化っておもしろい!

日本にいると、「来日」したアーティストを日本のお客さんとともに見る、ということになりますが、

そう、他の文化圏の人たちの楽しみ方は様々!大きい声で歌ったり、大して真剣に聞いていなかったと思えば

めちゃくちゃ踊りだしたり。ステージ上だけでなく、お客さん自身が自分の感じたままに表現をしているな

という印象があります。

そして、ラインナップは本当にそう。洋楽好きにとって超豪華なアーティストが

当然のように続々ラインナップされるのは、

さすがにアメリカやヨーロッパといった国々の特権だよなあとうらやましく思います。

日本にいるとなかなか情報がない!海外音楽フェスの情報収集のコツは・・?

Q.3 海外音楽フェスの情報はどのように入手していますか?
A.3
興味のあるフェスのオフィシャルツイッターをフォローしています。
あとは好きなアーティストが「xxに出ます」とつぶやいたらそこから一気にググって調べるとか、
よく海外フェスに行っている友達に聞いてみます。
それ以外だと、festicket.com とか、普通に music festival 2019 とかでググるとかでしょうか。アーティストから絞るか、旅行で行きたい土地に行きたい時期に何か催し物があるか調べる、のどちらかです。
(たとえば paris september 2019  music concert festival 等)
基本は英語で調べて、そのあとに日本語で行ったことある人のブログ等を見ます
たしかに!日本にいても海外音楽フェスの情報収集は可能ですよね!やはり、仲間を作り、情報交換をするというのは大事ですね☆
Q.4 最も思い出深い海外フェスはどこですか?その理由は何でしょうか?
A4.
Glastonbury.(※グラストンベリー:イギリス・ピルトンにて1970年から
行われている大規模野外ロック・フェスティバル。フジロックはここをお手本にしているとも)
フェス、エンタメ、仕事、人生を楽しむことの価値観を塗り替えられた気がします。「音楽フェス」ではなくて「祝祭」としてのフェスティバルであることでしょうか。単にライブを見に行くのではなく、「あの場にいられること」の楽しさというか。その週末だけのために1年間頑張って、楽しく準備をしている人たちがどれほどいることか、と
他人のマインドや生き方を考えただけでもわくわくしますし。
「最も」となるとやはりGlastonbury ですかね。他のフェスも沢山いいところあるし、思い出もありますが。

そう語る大竹さんは、

2019年も5回目のGlastonburyに参加!

常連さんでいらっしゃいます。

情熱を燃やして、その場にいること自体を楽しむ、というのは、

「ライブ鑑賞」とは全く違った音楽体験ですよね。

主体性が全く違います。

お客さんとしてでなはなく、その地にいる喜びや意味を全身で感じながら、

フェスを楽しみつくすという姿勢は、

とても共感するものですし、私自身も、やはりそういうものを求めてフェス(ライブ)を体感しているなあと感じます。

大事な話:海外音楽フェスに行くなら、ココだけは気を付けよう!!

Q5.
女性ひとりでの海外フェス参加にあたり、いちばん大切なものは何だと思いますか?
A5.
自分の身は自分で守ること。 フェスだけじゃなく海外にいる時点で、男性も女性も同じですが。
フェスでは残念ながらいまだにレイプ(未遂含む)事件も聞きますし・・・
日常のしがらみから解放されて、誰も知ってる人がいない中でハメを外したい人もいるんでしょうが、
すべて自己責任で。
飲酒と泥酔も気をつけて欲しいです・・
おっしゃるとおですね・・。やはり、用心してしすぎることはなし。

性別関係なく、海外にいることを十分に自覚しておくこと。

自分の身は自分で守るという意識は必須・・これは日本とは比にならないくらい必要ですね。

余談ながら・・・用心に越したことのないはない話。。

実は私、香港の野外フェスで買ったばかりのスマホを落とし(お客さんが拾っていてくれましたが)

半泣きというか泣きながらスマホを探したことがあります。。

泥酔とともに気を付けたいのは、持ち物をなくさないこと。。(自戒を込めて。。)

また、大竹さんも過去に海外のライブハウスで携帯を、フェス会場でデジカメをなくしたことがあるそうです。

フェス会場など、混雑していたり人の動きが激しい場所では、そんなことも起こりえます。

保険は忘れずに!

ですね。

Q6.
日本のフェスと海外フェスを比較して、海外フェスのほうが好きだなと思うところはありますか?
A6.
(1)地蔵(※目当てのをステージそばで見るために最前列付近に立ち続ける人たち。目当て以外は無反応で
立ち続ける様子がまるでお地蔵さん)があまりいないこと。モッシュピット(※盛り上がったファン同士が激しく
ぶつかり合う行為が盛んに起こる場所)などは別でしょうが、海外であれば途中からでも割と前のほうに行けたり、
他の人との間にある程度スペースが保てる。
事前待機というよりは、ステージが始まって音が鳴ってから人がわさわさ集まってくる
ことが多い。
(2)ルール等を口うるさく言われないこと。
海外フェスのほうが客の自主性に任せている範囲が多いからかも。
でも、日本のフェスも海外のフェスもそれぞれいい点と悪い点はあると思います。
なるほど・・フェス全体を楽しむ視野の広さ、ほしいですね!

地蔵行為というのはファンのアーティストへの忠誠心と、お目当て以外興味なし!という視野の狭さゆえに

起こる感がありますが、海外はそういえばあまりファンの「べったり」行為は見かけないかもしれません。

フェス全体を楽しむというのが当たり前だし、絶対そのほうが楽しいと思います。

知らなかったアーティストを好きになるという新しい発見もあるし。

ルールが口うるさくなるようでは残念ですよね。

最近もフジロックの一部のお客さんのマナーの悪さ(椅子禁止エリアでの椅子使用等)が話題になったところですが、

自分が楽しむことと、周囲に迷惑をかけないことは絶対両立できる

はず。

そういう意識をもって、自由に楽しみたいものですね。

いかがでしたか?大竹さんへのインタビューは後半へ続きます☆

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