Making of MOTOWN~血沸き肉躍る音楽ドキュメント~
あなたはもう目撃しましたか?
60年代の音楽好き、にかぎらず
いわゆる「洋楽好き」のあなたなら
放っておけない、感動間違いなしの
音楽ドキュメントが
この秋公開されています。
この映画のレビューをかかせていただきました☆
※Music Travellerとして「世界と音楽をつなぐ」
と感じた映画については今後も掲載します!
「モータウンの伝説を作るノウハウ解禁」という
触れ込みだけど、
ノウハウが明らかになったところで、
やはりここに集った才能は奇跡であり、
そうそう再生できるものではないよなあ~と
ため息が出てしまいますが。
この伝説のポイントは、単に音楽的才能に優れた
ミュージシャンが集まっただけではないところ
だと思うんですね。
ミュージシャンも社会を構成する一人の人間
であって、自分はどうあるべきか、
自分の力を生かして世の中に対して何をやるかを
自問する、という信念を持った人たちだった
からこそ、ここまで偉大な文化を築いたと
思うんです。
ベリー・ゴーディー氏が築き上げた
モータウン帝国。それは
「おなじみのきらびやかで美しい世界」以外を
かつては排除していました。
しかし、意思あるミュージシャンの行動により
その壁が取り払われていくわけですが
これがまた映画よりも映画的だと感じました。
音楽を通して、本当に世の中に訴えたいことは
何なのか。
この問いはとても尊いと思います。
とにかく、ライブシーンが熱狂的に素晴らしくて
座ってみているのが惜しい・・!
未成年時代のスティービー・ワンダーや
子ども時代のマイケル・ジャクソンの
驚異的な音楽能力、熱狂は一見の価値ありです。
トリハダ・・・。
ぜひ、音響の良い劇場で見届けてみてください!
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