AVISHAI COHEN TRIO@BlueNoteTokyo(2024.4)
音楽ファンの渇望が表れた満席状況
Music Traveller 久々の更新は
AVISHAI COHEN TRIO
(アヴィシャイ・コーヘン トリオ)です。
今回の来日は4.13(sat)14(Sun)15(Mon)16(Tue)の予約盛況ぶりから
急遽19(Fri)が追加され、20(sat)には高崎芸術劇場でフィナーレ、という
長丁場。早くから満席が続出した状況に彼らへの期待度の高さが表れています。
私は4.15の2ndを体験しましたが、
月曜の夜遅くの時間だというのに
客席は熱気でいっぱい。
また、演奏に臨む真剣度合いは
(私も含め)まさに彼らの演奏を渇望している、
といった感じでした。
繊細かつ鬼気迫るステージ
彼らの演奏の魅力のひとつは
繊細な旋律といえるでしょう。
丁寧に扱わないと壊れてしまう
大切な情緒を守りながら
卓越した演奏力と迫力と気力で、
核を守りながらも芯に迫っていく・・・
そんな印象を受けました。
(※演奏模様はBlue NoteTokyoko公式HPより)
世界の音楽への扉
BLue Note Tokyoという
このラグジュアリーな空間での音楽体験は
やはり特別です。
昨今の円安の影響もあり、チケット代は
以前よりもだいぶ高騰してはいますが・・
ライブハウスとは違う緊張感もあり
「少し背伸びして世界の音楽に飛び込む」
という経験自体が、より音楽への好奇心を
刺激することは間違いないでしょう。
やはりこれまでも、これからも
多くの音楽ファンにとって「世界の音楽への扉」
だと感じます。
ちなみにこの日はGary Burton(ビブラフォン奏者)のテーブルでした。
(今日は誰のテーブルか?という偶然も、
Blue Note Tokyoの楽しみの一つですね。)
そして後から気づきましたが、
偶然にも自宅のプレイヤーには
彼のレコードが・・・。
やはり音楽というのは
偶然のような必然のような、
興味深いめぐり合わせにあふれていますね。
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