実際に行った人に聞いてみたシリーズ第3弾☆海外音楽フェスもフジロックもこよなく愛する女性にインタビュー!《前編》

ayako
こんにちわ!海外音楽フェスの魅力を伝えるWorld Music Travellerです!

今回は、ご好評をいただいているインタビューシリーズ

「実際に行った人に聞いてみた!」

の第3弾です。

お話を伺ったのは、フジロックをきっかけに海外音楽フェスに興味を持ち、
今ではコーチェラ(アメリカ)やグラストンベリー(イギリス)など、
世界各国のフェスを精力的に渡りあるく女性、エリコさんです。

日本ではありえないグラストンベリーでの異文化体験や
海外に限らず、フジロックへの深い愛や、世界の音楽フェスの体験者ならではの
スペシャルなお話、さっそくご覧ください!

海外音楽フェスのハシゴという選択肢。

‐これまでどんな海外音楽フェスに行ってきたのですか?

エリコ:
コーチェラやグラストンベリーをはじめ、今年はポーランドのフェスOpen’erにも行きました。今年はグラストンベリーが終わった後、どこかフェスはしごしたいなと思っていて・・

ポーランドのフェスは、
The 1975The Strokesなど、お気に入りのアーティストが多数出ていて、
しかもチケット代が8,500円!と破格だったのでこれは行かなきゃ!と思ったんです。

ayako
なるほど。海外音楽フェスならではの驚きの価格設定!このメンツでこの価格??ということが
しばしばありますよね。しかし、フェスはしごとは、上級者!

エリコ:
グディニャという港町(首都ワルシャワから2時間くらい)でのフェスでした。
フェスでもないと絶対行かないような土地で面白かったですね。
ヨーロッパは陸続きだし、LCCを使ってしまえば移動費も安い(6,000円くらいだった)ので、
この時期はもうずっとヨーロッパにいてフェス巡りをしたいくらいです笑

‐なぜそこに行こうと思ったのですか?

エリコ:
もともとコーチェラとかグラストンベリーはストリーミングを観て行きたいと
思っていたのですが、毎年行っている友人にコーチェラに行こうよと誘われたんですよね。

コーチェラ(アメリカ)のHPより↓

グラストンベリー(イギリス)のHPより↓

(↑↑いかがでしょう?HPからしてなんとも素敵な予感・・・!!)

すごく高額なんだろうなと思ったら意外とそうでもなくて。
フジロックのチケット代とあんまり変わらなかったんですよね。

この豪華なラインナップをこの金額で見られるのはいいな

と思いました。

2018年はビヨンセのヘッドライナーがほぼ決まっていて、
(注:2017年ビヨンセはご懐妊のためキャンセル)2018は出ることがほぼ確定だったので
ビヨンセが大好きだったので行こう!と思ったのがきっかけです。
※この日もエリコさんは(冒頭の写真のとおり)ビヨンセのTシャツを着こなしていました。

キュート♡(↓ビヨンセT)

海外フェスへの道 ーフジロックがあったからこそー

ーそもそも、どうやって海外音楽フェスを知りましたか?

エリコ:
フジロックからですね。(フジロックはすでに7回行っていたとのこと!
フジロックに行ってなかったら海外音楽フェスに興味を持たなかったと思います。

ちなみにフジロックのステージ名はグラストンべリーとほぼ同じか似せてることが多いんですよ。
例:グラスト:Stone Circle
フジロック:Stoned Circle のように・・(ギリギリかぶってはいない)

※こちらはフジロック↓

海外音楽フェスだからこその「異文化」との出会い

ー海外のフェスの魅力って、どんなところでしょう?

エリコ:
たとえば、グラスンベリーは世界遺産が中にあるんです。
会場一帯がStone Circleという世界遺産で、
「王様が眠る」と言われていて、そこは唯一音楽が鳴っていないステージで。

みんなそこでチルアウトして、
いろんなにおいがして平たく言うとヒッピー感満載な感じで・・・
松明を燃やしながら朝陽を待つという・・朝日が昇ってくると、どこからともなく太鼓の音がしてきて、最終日の朝日を祝福する・・というような
得がたい風景がくりひろげられるんですね。

本当にこれは異文化だし、面白かったですね。
日本ではゼッタイありえない笑 カルチャーショックでした。

こういうカルチャーショックは海外音楽フェスの魅力のひとつ

ですね。

ーちなみに、そういうヒッピーな人たちってコワくないんですか・・??(決まってるわけだし・・)

エリコ:
いや、みんなハッピーになっているので、一緒に写真とろう~くらいなもので、特に怖くはないですよ。
ただ、朝型に隣のテントから雄叫びが聞こえるのはチョット怖かったですけど笑

ayako
エリコさんいわく、グラスンベリーは毎年逮捕者が出るらしく、
毎年ニュースで今年の逮捕者は〇〇人、というように報道するんだそう。
もはや季節の風物詩・・・??笑。。
それでもやっぱり「危ないからやめよう」とはならないのがたくましい!

海外音楽フェス。それは、世界の広さを知る機会。

ー海外のフェスと日本のフェスのお客さんに違いはありますか?

エリコ:
ポーランドのフェスでThe Storokesのライブを見たとき、あまりにもいいライブで
隣にいた知らない人に連れていかれて、円になってジャンプしたりしましたよ笑

グラストンベリーでは、BABYMETALのステージの後、私たちが日本人ということがわかると
周りの人から「いいライブをありがとう!!」と日本人ということを感謝されたり。

ayako
なんともほほえましい話!!そして、ライブ以外にもそうしたお客さんのオープンさというか 音楽を介して国を超えるような瞬間って、ほんと貴重ですよね。

ー海外だからこその気づきなどはありますか?

エリコ:
応援のために友達と日の丸を持って行ったけど、海外の人は日の丸が日本ということは
そこまで認識していなかったり。

普段自分が日本で暮らしていて、常識だと思っていることはあくまで世界の中の一部でしかない

とかは感じますね。

ayako
そもそもエリコさんがフェスに興味を持ち始めたのは、 ご両親が見せてくれたウッドストックフェスティバルの映像とのこと。 よく旅行にも連れて行ってくれたとのことで、周囲にも帰国子女が多く、 海外に出向くことに抵抗感はもともとなかったという恵まれた環境だったとのことでした。 うらやましい・・! しかし本当に、海外に出ることが当たり前になっていると、知見も広まるし、人生が豊かに なるなあと思います。

お話は尽きず・・・後半へ続きます☆

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